HiCKELレベル4提出
最近スマホでこのmemo一覧を見て、あまりにもタイトルがわかりづらいと気づいたので、少し言葉を添えてみた。
HiCKELのレベル4を、ようやっと撮り終えた。レベル1~3の、2~3倍時間がかかったぁー…。
これは、検定内容のレベルが上がっていることに加え、私のレベルも上がっているんだと思う。
HiCKEL(ヒッケル) … 初心者ギタリスト検定。ギターの初歩的な演奏スキルを測るためのオンライン検定。
時間がかかった理由
検定だから、1より2、2より3、3より4の方が難しいというのは、まあ普通。
なぜ、時間がかかった理由に、私のレベルが上がっていることが関係しているのか?
かかる時間は、「自分のレベルが上がったから短縮される」もしくは、「検定レベルは上がっているけど自分がうまくなっているからプラマイゼロ」になるイメージが一般的なのかもしれない。
しかし私の見解はこう。
「自分が今までよりうまくなったから、より自分のアラがわかるようになって、自分の演奏に対するジャッジが厳しくなった」から、これまでより時間がかかったのだと思う。
ここで言っている「うまくなった」とは、「感覚が研ぎ澄まされてきた」というのが近い。
要は成長しているということ。
200本前後の撮影の末
練習を重ねることで、「あ、今、コード押さえるのちょっと甘かった」「1弦が鳴ってなかった瞬間があったかも」「リズムがちょっとズレた」「コードチェンジ微妙だった」とか、いろいろ感じるようになってきた。
今までも感じてはいたけど、より感じるようになったというか、より敏感になった気がする。自分の弾けてなさに対して!(笑)
細かいことが気になって、納得のいく動画が撮れない日々。
休みの日に3~6時間くらいやったのが3~4日間くらい、仕事終わりに1時間だけと決めてやった日が5日間くらい。撮影に費やした。もちろんこの時間以外に練習もしている。
撮影は立ちっぱなし、ぶっ続けで毎回ヘロヘロ。意識が朦朧とした時が何度もあった。
200本前後?撮ったと思う。もう完全に削除してしまってわからないけれど、150本以上であることは確かである。
そして、ふと思った。「今の自分が納得いく演奏って、当分できないのでは?」と。
理想を追いすぎたことに気づく
私はそもそも、細かいことが気になる性格で、自分に厳しい人間ゆえ、こんな状態になっているという自覚はあった。
だから納得のいく動画=自分をなんとか許せる動画が撮れずにいた。
今までで一番、全体的にマシと思える動画が撮れた時、あともう少し頑張れば、もう少しマシな動画が撮れるかもしれないと、撮影を続けた時に思った。
「あれ、今の自分が納得いく演奏って、当分できないのでは?」と。
「このままだと、レベル4の提出を年内にできるかどうかも怪しい(9月時点)」と。
そこで自分の理想と現実を見つめ直し、今の自分の実力を受け入れ、「今までで一番、全体的にマシと思える動画」を提出することにした。
時間の使い方を見直したのだ。
時間をどう使うか?
もちろん、レベル4を自分の理想通りに弾けるまで、練習を重ねていくこともまた上達への道だと思う。
せっかく細かい部分に気づいているのだから、それらを全部クリアにできれば、どんなに良いことか。
達成感もあり、上達したことへの感動もひとしおだろう。
しかし私には他にもやりたいことがある。
まず、HiCKELはレベルが10まであって、1年以内くらいにはやり遂げたいと思っている。なぜなら、私がギターでやりたいこと、目標にしていることは、HiCKELの全制覇ではなく、その先にある自分で好きな曲を弾けるようになることだからである。
自分の趣味はHiCKELで少しでも良い結果を出すことだ、というのであれば話は別だけれども、自分で好きな曲を弾けるようになった状態の時間が長い方が良いから、HiCKELは完璧を目指さないで良い。
と、最初は思っていたんだけれども…いつの間にか理想が大きくなっていたことに気がついた。
時間が有限だというのは誰もがわかっているはずなのに、ときどき見失うことがある。
何が、どこが目標で、そこに行きつくために何にどれだけ時間をかけるか、物事のOKラインを見誤らないようにしたい。
今回得たこのボーダーラインの感覚はレベル5以降に活かしていくし、他の何にでも応用できるもの。
自分を許せるボーダーラインは、もしかしたら周りの人より高めかもしれないけれど、趣味に関してそれは個性ということにする。
やりたいこと
短期の話だと、10月のギターの発表会の練習時間を増やしたい。この発表会では、私が好きで応援しているバンドの曲をやると決めた。それから発表会と1週間違いの、1Dayスタジオバンドのキーボードとコーラスの練習もしたい。
これから惟音まいの活動や、別名義のnote更新にも時間が必要。
スケジュール立てていこう!
あ、余談だけれど、HiCKELを全制覇したって、好きな曲を思い通りに弾けるわけではないと思っている。きっと今よりもっと練習が必要だろうし、もっといろんなことが気になったりするだろうという予感がある。
でも、そこでHiCKELの経験が必ず活きると確信している。練習してきた内容はもちろん、課題をクリアするためにどうすれば良いかっていう意識、そして忍耐力や継続力、その他諸々。やってきたことは無駄にならないし、しない。
突然マジメなmemoを書いちゃった。長いひとり言を最後まで読んでくれてありがとう。
惟音(ゆいね)まいでした。